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  • 「MERIT-9 の現状」追加: 2006/02/26

診療情報交換規約運用指針 MEdical Record, Image, Text, - InformationeXchange 略称MERIT−9(メリットナイン)

MERIT-9の現状 2006-02-26

日本医療情報学会MERIT-9研究会は2年前に終了したが、この間、平成15年度経済産業省連携型電子カルテ推進事業においても、香川、大阪、福岡などの数プロジェクトで紹介状規格として採用されてきた。

その後も厚生労働省科学研究の一環として浜松医科大学医療情報部でメンテ作業が続けられてきた。その後、J-MIX準拠、HL7RIM準拠、HL7CDA R2準拠が次々と行なわれてきた。その結果、現在はV3となっている。その成果としての規格書は、本HPにアップされているのみならず、厚生科研費報告書にも掲載されている。

また、平成16年度の厚生労働省標準的電子カルテ推進委員会最終報告書において、相互運用性を実現するために普及すべき規格として明示されている。

平成16年からの静岡県版電子カルテプロジェクトでは、上記HL7RIM準拠のV3が採用され、HIS側5社(富士通、NEC、NTTデータ、ソフトウエアサービス、SBS情報システム)および診療所側6社(富士通、三洋、SRL、BML、サンジャパン、パルステック工業)との間で相互運用性が実証されている。(静岡県版電子カルテのHPhttp://www.mi.hama-med.ac.jp/emr/

なお、研究会発足当初はMMLの紹介状ドキュメントからHL7,DICOMの検査結果、処方、画像などを参照する形式を採っていたが、紹介状内容の情報の粒度とデータタイプの定義が十分でないMMLでは、目で見える連携は可能でも、システム間相互運用性は実現しないと考え、MERIT-9独自でCDA R2準拠の紹介状を規定することとした。MML/MERIT-9という標記は過去のものであり、現在はMMLとは関係を持たない。

現在、MERIT-9規格をベースとした、「電子紹介状規格、ならびに電子データ提供規格」が、HL7日本協会規格として制定され、HELICS推奨規格としての審査が行なわれている。

MERIT-9について

患者情報の交換を、診療施設間で行うことの必要性は言を待たないが、これがシステム間で実装されている例は少なく、それも異種(異社)システム間では極めて稀である。これは、用いる用語、用いる記述文法、用いるファイル形式、情報伝達手段など、数多い階層において、相互間で合意がなされなければ、システム間では情報が移転しないためである。

ファイル形式として利用出来る優れたものとしては、主として画像用のDICOM、主として患者基本情報や各種オーダ、各種検査結果用のHL7、診療録2号様式に基づいた診療録記載のMMLなどが存在する。しかし、診療施設間情報提供紹介状ひとつとっても様々なケースがあることを考えると、これらの内、どれか一つだけを利用することは現実的ではなく、これらをうまく組み合わせて利用することが望ましい。

そこで筆者は、平成8、9年度厚生科学研究の成果として、診療施設間での患者情報の交換のための、各種の規格の運用指針MERIT-9 (MEdical Record, Image, Text, - Information eXchange)を策定した。

平成11年には、ユースケースを「診療情報提供紹介状」「外注検査依頼/結果報告」「院外処方せん」に絞り、実装をめざしている。特に、紹介状について、独自のXML-DTDを作成し、これから外部のHL7ファイル(処方、検査結果)やDICOM,JPEGファイル(画像)をリファーする形で、診療施設DB間情報交換の形式となることを目指している。

同規格は、日本医療情報学会MERIT-9研究会において、仕様の策定、メンテナンスがおこなわれている。

代表幹事:木村通男

MERIT-9診療情報提供データは、診療情報提供料算定に必要な診療情報提供書(様式6)に完全に準拠した診療情報提供を電子的に行なうための規約です。

病院間、病院診療所間での紹介状の内容を単に電子化するだけでなく、検査や処方などのデータも合わせて交換できるようにします。

データの交換に用いるための媒体の技術については規定しませんが、CD-R などのオフライン媒体を想定しています。

データは、診療情報提供書に該当する XML インスタンス、画像検査の DICOM オブジェクト、臨床検査や処方データの HL7 メッセージをそれぞれ個別にファイル化し、それらを指定されたディレクトリ構造にまとめます。

MERIT-9はそれ単体で完結した規格ではありません。むしろ、関連する規格のうちでどの規格を使うか、さらには、選ばれた規格をどうつかうか、規格をどう組み合わせて使うか、等を示す「運用指針」、あるいは「ガイドライン」です。以下はに MERIT-9 に関連する各種の規格へのリンクです。

日本臨床検査医学会
臨床検査項目分類コード(JLAC10)
JAHISによるHL7バージョン2シリーズに関するもの
臨床検査データ交換規約バージョン1
 これらは、HL7 ver2.3の臨床検査関連オーダー、結果報告の部分の日本語版です。
バージョン1.1への補足
HL7 Ver.2.3 に対する捕捉および相違点の説明
処方オーダ バージョン1.1
バージョン1 はこちら→Micorosoft Word, PDF
国立大学病院共通ソフト
HISインターフェイス共通プロトコル仕様書 1998.3.19版: HL7 通信規約
事務局
  代表幹事: 木村通男 (浜松医科大学医学部附属病院医療情報部)

  〒431-3192 静岡県浜松市半田山1ー20ー1
       浜松医科大学医学部附属病院医療情報部

  TEL: 053-435-2770, FAX: 053-435-2769

  E-mail: info@merit-9.mi.hama-med.ac.jp